ガラスメンテナンス用品
ポリカーボネイトの特性と問題点
ポリカーボネイトの透明性復元システム
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ポリカーボネイトの劣化とキズ付の原因
劣化とキズ付の原因

ポリカーボネイトは、表面硬度が鉛筆硬度でHB程度(ちなみにガラスは9H)で、大変キズ付き易い素材です。この程度の硬さでは、通常の洗浄方法では何をやってもキズが付くと考えられます。

さらに、ある種の溶剤、薬品に対して極端に弱く、白化、黄変、膨潤白化、溶解します。又、極端な反応は示さないまでも、アルカリ系洗剤を使用することにより応力腐食割れ(クラック、クレージング)を起こします。

原因 結果
間違った清掃方法・用具の使用
従来のビルメンテナンスでしようされているウエスやブラシなどの清掃用品は、ポリカーボネイトの表面硬度に全く適していません。従って、それらの用具でゴシゴシ強くこすると間違いなくキズがつきます。
表面にキズが付き透明性、
光沢度が低下
間違った洗剤の使用
従来のビルメンテナンス用洗剤のほとんどは、有機溶剤か強力な界面活性剤を含むので、ポリカーボネイトに強い応力腐食性を示し、割れの原因となります。
応力腐食割れを起こす
・クラック
・クレイズ
ポリカーボネイト専用の効果的な洗浄方法が開発されていなかったために、
現在、清掃によるキズ付き及び劣化が起きています。
 
ポリカーボネイトに対する認識不足
ポリカーボネイトの特性を十分把握しておらずまたポリカ専用洗浄道具を持っていない業者による清掃作業は、ポリカーボネイトをかえってキズ付け、劣化させる結果となっています。
ポリカーボネイトの特性をメンテナンス会社及び現場作業員が
理解していない。また教育されていない。
ガラスと同じような使われ方をしているので、
ガラスと同じような扱い方をしている。
汚れがきついので強力なアルカリ系洗剤を使用
応力腐食割れ
汚れがきついので荒目のウエスやブラシを強くこする
キズ付き
ペンキがついたのでベンジン等溶剤で拭き取る
膨潤白化する

ペンキがついたのでスクレーパーで削り取る
スクレーパーの刃が
ポリカに食い込み
表面を削ってしまう。
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